雲立楠

雲立楠

この伝説も1573年にあった三方原の戦いの徳川家康敗走伝説の一つです。

浜松八幡宮社殿の前に聳える『雲立楠』は樹齢1000年を超える楠の巨樹で、根回り約15m。

枝張り四方約25m、樹高約15m、幹の下部には大きな空洞があります。

武田軍の追手から逃れるため、この八幡様の境内に逃げ込み、

この楠の大きな空洞に隠れ、難を逃れたと。

この楠は家康が隠れた時、雲が立ち上がったので「雲立の楠」と呼ばれるようになったとか。

また、空洞の中で家康公が一心に八幡神を拝すると、楠より瑞雲が立ち昇り、

神霊が白馬に跨った老翁の姿となって浜松城へと公を導いたから、

「雲立の楠」と呼ばれるようになったとか。

この空洞に白馬と共に隠れると馬の白い尾だけが外に出ていたのを村人が気付き、

尾を隠した恩により、後にこの村人に白尾の姓が与えられたとか。

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